補聴器フィッティング

コンサルティング

聴覚の履歴、難聴の原因やその背景、外耳道や鼓膜の所見
難聴の時期や、発生、構音障害の有無
明瞭度と異聴傾向、スピーチの理解度
二次的コミュニケーション障害の程度
顧客の職業や家族構成などの生活環境、使用環境
家族や周囲の人から見た客観的難聴度
本人と家族との協力関係
補聴器購入に関する決定権
補聴器についての予備知識の程度
補聴器装用意欲、美容上配慮の必要性
今までの補聴器装用経験、機種、印象

②各種きこえの測定

③機種選定・調整

④試聴・適合

⑤装着・説明

装用の仕方、耳かけ形、挿耳形、箱形実演と練習
スイッチ、ボリューム等の操作
電池の消耗や交換、電池の種類と特長
ハウリングの説明、対処。イヤモールドの説明
汗など湿気に対する注意や対処、結露についての説明
家族への協力依頼
装用時間についての考え方
聴器障害の可能性とリスク回避、聴覚の順応能力、聴覚管理の必要性
メンテナンスの方法
装用効果についての説明、フィッティングの重要性
片耳装用、両耳装用の効果についての解説
今後のフィッティング方針及びスケジュール、顧客の協力

⑥新規補聴器を一定期間使用後のチェック。

チェック項目、評価、装用中の問題点の抽出、聴力低下はないか
強大音の入力で不快閾値を超えてないか、最大出力の設定はよいか
音響フィードバックはないか
耳への装着、スイッチ、ボリューム等操作が困難でないか
環境や目的にあわせ、利得を調整しながら使用しているか
衛生管理はうまくできているか
装用意欲があるか、装用の効果を感じているか
外耳道の痛み、キズ、アレルギーなどはないか
総合的にみて装用を望んでいるか、また適当か

⑦アフターフォロー

定期的な聴覚管理
補聴器のメンテナンス、不具合が生じた場合の処置
脱落者の救済